NetflixやAmazonプライム・ビデオなどのサブスクを契約したものの、携帯プランをギガ無制限プランにしない限り、なかなか思う存分動画を楽しめない!どうせならテレビに繋げて大画面で観たいし、家族で共有もしたい…。そんな時に、光回線を契約するか、コンセントに繋げるだけで利用できるホームルーターを契約するか、あまり内容が詳しくない方はちょっと悩むかと思います。
今回ざっくり比較してみましたので、ネット契約を考えている方はご自身に合っている方を選んで検討されてみて下さい!
固定回線(ソフトバンク光)
ソフトバンク光とは
「ソフトバンク光」は、ソフトバンクが提供する固定インターネット接続サービスです。このサービスは、光ファイバーを使った高速かつ安定したインターネット接続を提供することを目的としています。以下は、ソフトバンク光の主な特徴や利点です。
- 高速な通信: ソフトバンク光は光ファイバーネットワークを使用しており、通信速度が非常に速いです。これにより、高画質な動画のストリーミングや大容量のデータのダウンロードがスムーズに行えます。
- 安定した接続: 光ファイバーネットワークは電磁干渉に強く、天候や周囲の状況による影響を受けにくいため、安定した接続が可能です。
- 複数のプラン: ソフトバンク光には、利用者のニーズに合わせたさまざまなプランが用意されています。速度や利用可能なデータ容量、料金などが異なるプランから選択できます。
- セキュリティ機能: 一部のプランでは、ウイルス対策やフィッシング詐欺防止などのセキュリティ機能も提供されています。
- ネットワーク構築: ソフトバンク光の提供エリアが広く※1、多くの地域で利用できます。ただし、地域によって提供速度や利用可能なプランが異なることがあります。(※1 ソフトバンク光はNTTフレッツ光を利用している為。)
光回線をより詳しく
光回線は、光ファイバーケーブルを利用してデータを高速かつ大容量で送受信するための通信回線の一種です。光ファイバーケーブルは、光信号を伝送するための非常に細いガラス繊維から構成されており、電磁波を用いる従来の電気通信に比べて高速で安定した通信を可能にします。
光回線の主な特徴や利点は次のとおりです。
- 高速通信: 光ファイバーケーブルは光信号を用いてデータを伝送するため、非常に高速な通信が可能です。これにより、大容量のデータの送受信や高画質なコンテンツのストリーミングがスムーズに行えます。
- 低遅延: 光信号は電磁波を用いる通信と比べて伝送速度が非常に速いため、通信遅延が極めて低くなります。特にリアルタイム性の高いアプリケーションやオンラインゲームなどにおいて有利です。
- 大容量伝送: 光ファイバーケーブルは非常に細いがガラス繊維から構成されており、多くのデータを同時に伝送することができます。これにより、大容量のデータや複数のユーザーの通信を同時に処理できます。
- 耐障害性: 光ファイバーケーブルは電磁干渉や電気的な干渉に強いため、安定した通信が可能です。また、外部からのノイズや干渉を受けにくい特性もあります。
- 長距離通信: 光ファイバーケーブルは光信号の減衰が少ないため、長距離通信にも適しています。このため、国際通信や大規模ネットワークで広く利用されています。
光回線は、高速で安定した通信を求める多くの用途に利用されており、家庭のブロードバンドインターネット接続や企業ネットワーク、通信キャリアのバックボーンネットワークなどで広く採用されています。
光回線のデメリット&メリット
光回線を利用する際のデメリットは、繋げるまでの工事期間と繋ぐまでが面倒というところではないでしょうか。契約して最短でも1週間~2週間ほど時間がかかります。(賃貸マンション・アパートは前に住んでいた方が以前光回線を契約していた場合、線が残っている場合があるので光の開通までが短くなる可能性があります。)そして、ONUというモデムと、無線で利用する場合はWi-Fiルーターをつなぐ作業が必要です。こちらに関しては電話のサポートセンターがあるので、聞きながら設定すれば意外と簡単です。(月額有料ですが開通して31日間無料のところが多いです。)
メリットは、速度が安定して速いところです。複数台、機器を繋げても速度が遅くなりにくいです。オンラインゲームなどでは光回線契約でないと、動作中に画面が固まってしまうので、ゲームを楽しみたい方や、家族で複数機器を繋げる際は光回線が断然おススメです。
ホームルーター(ソフトバンクAir)
ソフトバンクAir(エアー)とは
「ソフトバンクAir」とは、ソフトバンクが提供するモバイル通信サービスの一つです。これは、Wi-Fiを使ってインターネットに接続するためのサービスで、特に固定回線の代替手段として提供されています。
ソフトバンクAirの主な特徴は次のとおりです。
- Wi-Fiで接続: ソフトバンクAirでは、Wi-Fiを使ってインターネットに接続します。専用の端末を使ってWi-Fiの電波を受信し、家庭内やオフィス内でワイヤレスのインターネット接続を提供します。
- モバイルで持ち運び: ソフトバンクAirの端末はコンパクトで持ち運びが可能なため、外出先でもインターネット接続を利用することができます※2。ただし、電波の届きやすさや速度は地域や環境によって異なります。(※2ホームルーター利用の際は住所登録をする為、ポケットWi-Fiのように毎回違う場所では使えませんのでご注意を。)
- 簡易的な導入: ソフトバンクAirは、新たなケーブルを引かなくても導入できるため、固定回線の設置に比べて簡単です。特に賃貸住宅などで利用者が多いです。
- プランのバリエーション: ソフトバンクAirには、家庭用やビジネス用など、さまざまなプランが提供されています。速度やデータ容量、利用料金などが異なるプランから選択できます。
ただし、ソフトバンクAirの利用には、電波の届きやすさや速度に関する制約があることも考慮すべきです。地域によっては、高速かつ安定したインターネット接続を得られない可能性もあります。
ソフトバンクAirのデメリット&メリット
ソフトバンクAirのデメリットは、光回線と比べて速度が安定していない点と、同時接続が光回線よりも弱いところです。あくまで基地局から電波を受信する為、電波の弱いところでは利用速度が落ちたり最悪の場合、受信できないことも…。オンラインゲームや、複数回線繋いだり、重たいデータを扱うことにはあまり向いていません。
メリットは、引っ越しが多い方は住所登録の変更のみで一緒に持ち出せるところです。また、光回線が利用できないエリア(エリア外地域)では、このホームルーターが大いに役立ちます。家族が一緒に暮らしていない、オンラインゲームは利用しないという方にはぴったりです。金額も、光回線契約(一戸建てプラン)より月1,000円程安いところが魅力です。
まとめ
・家族が多い、重たいファイルをダウンロードする、オンラインゲームを楽しみたいなら→光回線(ソフトバンク光)
・引っ越しが多い、光回線が入らないエリア、オンラインゲームはしないがYouTubeなど無制限のギガで利用したい→ホームルーター(ソフトバンクAir)
参考になれば幸いです。
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